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アロマセラピーで認知症予防

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カテゴリ:アロマ

昨年、某健康情報番組にて“アロマオイルで認知症は予防できる”と放送されました。鳥取大学医学部教授の浦上先生が出演され、研究したアロマ療法を紹介されました。

人の脳には記憶を司る海馬という部分があり、認知症を発症すると最初にダメージを受けるのは海馬と直接繋がっている臭いを感じる嗅神経。嗅神経のダメージが海馬に伝わり、脳の部位にも影響し悪化します。嗅神経は他の脳とは例外的に異なり再生力が高いので、刺激により機能再生させれば海馬も活性化し認知症の予防・改善に繋がるとのこと。

嗅神経⇒⇒⇒⇒海馬(記憶)活性化
アロマによる嗅覚刺激

浦上先生の研究報告のアロマブレンドをご紹介いたします。

【昼用】ローズマリー2滴/レモン1滴(活性系で交感神経の刺激)

ローズマリー(Rosmarinus offecinalis)
消臭効果や抗菌作用・抗酸化作用がある為ヨーロッパでは古くから肉料理に使われており、スーパーでもスパイスコーナーにおいてありますね。主成分であるカルノシン酸には神経細胞の維持に重要な役割を果たす神経成長因子の生成を高める効果があり、脳梗塞による壊死を予防すると確認されていて、アルツハイマー病やパーキンソン病への効果に期待されます。

レモン(Citrs limon)
主成分のシトラールは白血球を刺激するために傷を癒したり感染症予防・抑制に効果。リモネンはリフレッシュ効果 集中力をアップさせる。
シトラールの皮膚刺激成分は針葉樹に含まれるα-ピネンや柑橘系の果皮に含まれるリモネンなどのテルペン類と呼ばれる成分で弱められるのでバランス的には良いですよね。

是非今から認知症予防に、また花粉症予防に昼用をブレンドしてみて下さい。ブレンドが面倒な方は、これらのアロマがブレンドされたものが市販されています。

アロマセラピーで使用するエッセンシャルオイル(精油)は、植物の花や果実などから抽出された原則として100%天然のものです。合成のものでは効果はありませんのでご注意ください。

歯科訪問診療研究所 副所長
アロマセラピスト/アロマインストラクター 大塚 博子

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