訪問歯科・訪問歯科診療は医療法人社団高輪会デンタルクルーズ

日本老年歯科医学会第27回総会・学術大会
「口腔から超高齢社会の明るい未来を切り開く」～口腔が果たす役割の再確認と啓発～

6月18日(土)・19日(日)徳島県で開催された日本老年歯科医学会に参加させていただきました。今回全体の流れの中で感じたのは、今後ますます増加してくる多障害・多疾患の高齢者に対して、栄養障害や全身合併症予防のため口腔機能低下に関する適切な評価と対応が、歯科に強く求められているということです。
男性81歳、女性86歳の平均寿命に対して男性71歳、女性74歳の健康寿命という10年程の要介護年数を少しでも減らすためには、口腔が果たす役割が大きいと言えるでしょう。徳島は過疎で高齢化率の高い県ですが、逆に「高齢化先進国」とも言われております。そんな徳島で高輪会グループひまわり歯科は、担うべき大きな使命を持って患者様に寄り添っていこうと心新たにする良い機会となりました。
四国支部　山﨑律子

今年の日本老年歯科医学会が徳島県開催ということで初めて参加させていただきました。
会場の雰囲気に圧倒されましたが、たくさんの先生方の講演を聞かせていただき大変勉強になりました。今後の訪問診療に活かしていきたいと思います。
ひまわり歯科　歯科衛生士　多田知世

5月24日(火)
岡山市の施設様にて、岡山高輪歯科　院長　山本明氏による講習会が開催されました。
口腔ケアの重要性に関する講義の後、質疑応答を行いました。
今回は、職員様14名にご参加いただきました。

ニュースレターVol.121_2016.6_web

5月27日金曜日
五反田の会議室にて、訪問部門の歯科医師・歯科衛生士を対象に勉強会を行いました。

『低栄養の評価と歯科医療』
講師：日本歯科大学 大学院生命歯学研究科 臨床口腔機能学
口腔リハビリテーション多摩クリニック 院長　菊谷 武 先生

4月28日、茨城県小美玉市の施設様にて訪問コンサートを行いました。今回は遠方ということもあり、午前と午後で2施設様をお伺いしました。

午前にお伺いしたケアハウス様では、普段から歌い慣れていらっしゃる方が多いようで、声の出し方がとても良く、途中でマイクを向けると、照れながらもしっかり声を出して歌って下さいました。
コンサートの最後に、「『北国の春』に合わせた体操の振り付けを教えてあげるよ！」と男性のご入居者様が前に出て来られ、レクチャーして下さり、もう一度体を動かしながら「北国の春」を皆様と一緒に歌いました。コンサート終了後には、他の男性のご入居者様が５０年作り続けているという厚紙で作った可愛らしい丸いオブジェをプレゼントして下さり、「また来て下さいね！」という嬉しいお言葉もいただきました。

午後にお伺いした特別養護老人ホーム様では、想像していた人数より遥かに多くの方にお集まりいただき驚きました。普段あまりこの様なイベントを開催できないとのことで、職員の方々にも楽しんでいただけたようでした。ご入居者様が、「昔のお話を交えながら、『ぼけます小唄』を歌うと盛り上がりますよ！」と教えて下さり、歌詞カードをいただいたので、今後のレパートリーに入れたいと思います。

この日はこどもの日が近かったため、こどもの日にちなんだ曲を演奏させていただきました。どちらの施設様でもこいのぼりの素敵な装飾がされていたのが印象的でした。
ご入居者様だけではなく、職員の方々にも喜んでいただけて、沢山の笑顔を見ることができ、私達もとても元気をいただきました。

熊本県を中心に発生している地震により被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。
被災地で不自由な生活を強いられ、不安な日々を過ごされている方々に何かできないかと思い、弊会でも熊本市の医療法人社団大浦会　理事長　大浦敬子様に、口腔清拭シートを寄付させて頂きました。
被災地が一日でも早く復興し、日常生活を取り戻せるよう心よりお祈り申し上げます。

4月17日に愛知県豊橋市にある豊橋歯科医院にて、口腔ケアセンター所属歯科衛生士　大塚博子による口腔維持支援についての勉強会を行いました。
今回の勉強会は豊橋、名古屋、京都、富士の歯科衛生士が参加いたしました。関東でも数回、同様の勉強会を実施しており、今後は関東以外の地域でも行っていく予定となっております。

ニュースレターVol.120_2016年5月

4月25日月曜日
五反田の会議室にて、訪問総会を行いました。
今回の訪問総会では、東京歯科保険医協会　松島良次会長にお越しいただき、診療報酬改定に伴う保険点数改正についての講演を行っていただきました。

「歯科保険改定のねらい」
講師：東京歯科保険医協会　会長　松島良次先生

3月8日、茨城県の盲老人ホーム様にて訪問コンサートを行いました。

目が見えない高齢者の方々の前で９０分という長時間のコンサートを行うのは、この日が初めてでしたのでとても不安がありました。しかし、ほとんどの方が集中して最後まで聴いて下さり、手拍子をしたり、一緒に歌を歌ったり、中には涙する方もいらっしゃいました。

最後の「まつのき小唄」ではフルートを演奏しながら会場を歩き回り、遊び心を交えてご入居者の方々とコミュニケーションをとるようにしたところ、皆様嬉しそうに微笑みかけて下さいました。中にはもっと聴かせて！とジェスチャーで耳元に手を当て、音を近くで聴いて涙ぐむ方もいらっしゃいました。視覚で伝えられない分、いつも以上に心を込めて全身全霊で演奏させて頂きました。最後には、視覚と聴覚が不自由なご入居者様が作ってくださった千羽鶴のプレゼントを頂き、とても嬉しかったです。

コンサートが終わってからは、お一人お一人としっかりと握手をし、たくさんのお話をさせて頂きました。「今度一緒にデュエットしよう！」「素敵な歌声が聴けてよかった。」「フルートの音色はいいねぇ。」といろいろなお言葉をかけて下さいました。次回お伺いする際には、もっと皆様に楽しんで頂けるよう、目が不自由な方々への伝え方、接し方なども勉強して臨みたいと思います。

【曲目】
どうぶつパタカラのうた♪（お口の体操）、青い山脈、ふるさと、早春賦（フルートソロ）、幸せなら手をたたこう、湖畔の宿、北国の春（フルートソロ）、春よ来い、朧月夜（フルートソロ）、リンゴの唄、涙そうそう（フルートソロ）、四季の歌、恋のバカンス、花は咲く、きよしのズンドコ節（フルートソロ）、川の流れのように（フルートソロ）、ありがとう、まつのき小唄、上を向いて歩こう（アンコール）