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高輪会

メディケアフーズ展での試み

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カテゴリ:口腔ケアセンター

1月28日、29日に東京ビッグサイトにてメディケアフーズ展が開催され、私たち高輪会も参加させていただきました。

 

今回、歯科訪問診療研究所としてみなさんに提案したのは2点です。

ひとつめは、口腔ケアシートの体験です。これは去年に引き続き2回目になります。

ですが、去年と違う点が実はありました!!

去年はただ口腔ケアシートを口の中に入れて体験してもらうだけでしたが、今回はシートを使い口の中から噛むための筋肉をほぐしてもらいました。

ほんの数分のマッサージで口の開きが変わるという、汚れの拭き取りだけではない使い方を皆さんに知っていただきたかったのです。

「食べられるお口をつくる」という私たち訪問歯科の試みが、みなさんにほんの少し伝わったかな?と思っています。

体験してくださったのは、161名もの方々!ありがとうございました!

 

さて、もうひとつの提案は「とろみ」についてでした。

こちらは希望された方に体験とお話をさせていただきました。

私たちが訪問先に伺うと、とろみのついた飲み物を飲まれている光景をよく目にします。

ですが、その方の飲み込み状態に適したとろみがついているかといえば、残念ながらそうではないことが多いです。

なので今回は、とろみの濃度の違う飲み物を口を開けて飲んでいただくという体験を通して、濃度の違いは飲み込みの機能の違いによって変えるものなんですよ!ということを提案させてもらいました。

体験してくださった15名のみなさん、ありがとうございました!

 

 

飲み込みの機能がどれくらいか、今提供されている食事がはたしてその方にあっているのかというのは、嚥下内視鏡検査ですぐに確認することができます。

高輪会でも嚥下内視鏡検査を行っていますので、お気軽にお問い合わせください。

 

歯科は歯を診るだけという時代はもう古く、今は、嚥下の状態を含めて口腔から全身を診ていく時代になっています。

医科、歯科、その方に関わる全ての職種でトータルケアをしていく。

そんな時代になってきていると実感しています。

 

メディケアフーズ展は来年度も出展が決まっております。次回の出展時にはぜひブースにお立ち寄りください!

 

 

2015メディケア

 

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