豊橋歯科医院での勉強会
4月17日に愛知県豊橋市にある豊橋歯科医院にて、口腔ケアセンター所属歯科衛生士 大塚博子による口腔維持支援についての勉強会を行いました。
今回の勉強会は豊橋、名古屋、京都、富士の歯科衛生士が参加いたしました。関東でも数回、同様の勉強会を実施しており、今後は関東以外の地域でも行っていく予定となっております。
4月17日に愛知県豊橋市にある豊橋歯科医院にて、口腔ケアセンター所属歯科衛生士 大塚博子による口腔維持支援についての勉強会を行いました。
今回の勉強会は豊橋、名古屋、京都、富士の歯科衛生士が参加いたしました。関東でも数回、同様の勉強会を実施しており、今後は関東以外の地域でも行っていく予定となっております。
カテゴリ:口腔ケアセンター
すこし前の話になりますが、7月19日、20日の両日池袋にて日本在宅医療学会が行われ、高輪会から大塚副所長が口腔ケア連携のワークショップに参加しました。
ふれあい歯科の後藤先生の「口腔ケア連携」の話のあと、「歯科訪問診療における摂食・嚥下機能障害へのアプローチ VE依頼の実態調査」という題名にて発表を行いました。
カテゴリ:口腔ケアセンター
6月13日、14日に第26回日本老年歯科医学会がパシフィコ横浜で開催され、今年度も参加をしてきました。
今回の学会テーマは「超高齢社会の歯科を再考する」というもので、日本老年学会との共催であったために大きな学会となっており、合同シンポジウムが多く行われました。
歯科訪問診療研究所では、大塚副所長を中心に本年もポスター発表を行いました。
今回は、「歯科訪問診療におけるVE検査依頼の実態調査」という内容です。
質問では、月に7800名診療を行っているというところに関心が多く、VE(嚥下内視鏡検査)を行う上での細かい質問をいただきました。
今後、食事形態や飲み込みを考えていく上で、嚥下内視鏡検査はさらに需要が高まってくると思われます。
診療チームと連携をはかり、細かいフォローアップをしていきたいと思っています。
カテゴリ:口腔ケアセンター
3月23日、26日に東京本部にて歯科衛生士の勉強会を行いました。
今回は2部構成の充実した内容になっています。
前半は、本部歯科衛生士によるとろみの体験学習を行いました。
嚥下食ピラミッドや、学会分類2013(とろみ)早見表を用いて、嚥下食の形状やとろみ濃度を学び、
実際に0.5%濃度と1%濃度のとろみを嚥下困難状況で飲み比べ、体験をしてみました。
また、ゼリーを使用し、舌の動きがどのようなものかを体験しながら食べるという学習を行いました。
後半はイーエヌ大塚製薬株式会社さんのご協力をいただき、
摂食回復支援食「あいーと」の説明を受け、試食をさせていただきました。
この「あいーと」は、食事の見た目そのままに舌で押しつぶすことのできる画期的な食品です。
どのような方に「あいーと」のような食事をお勧めしたらよいのか、
何のためにこのような製品ができたのかは、摂食嚥下の知識がないとわからないところですし、
試食をしても、味がおいしいというだけで終わってしまいます。
私たち訪問歯科では、今後ますます食事との関わりが深くなっていきます。いろいろな角度からの知識をつけ、日々の診療に役立てていきたいと思っています。
カテゴリ:口腔ケアセンター
1月28日、29日に東京ビッグサイトにてメディケアフーズ展が開催され、私たち高輪会も参加させていただきました。
今回、歯科訪問診療研究所としてみなさんに提案したのは2点です。
ひとつめは、口腔ケアシートの体験です。これは去年に引き続き2回目になります。
ですが、去年と違う点が実はありました!!
去年はただ口腔ケアシートを口の中に入れて体験してもらうだけでしたが、今回はシートを使い口の中から噛むための筋肉をほぐしてもらいました。
ほんの数分のマッサージで口の開きが変わるという、汚れの拭き取りだけではない使い方を皆さんに知っていただきたかったのです。
「食べられるお口をつくる」という私たち訪問歯科の試みが、みなさんにほんの少し伝わったかな?と思っています。
体験してくださったのは、161名もの方々!ありがとうございました!
さて、もうひとつの提案は「とろみ」についてでした。
こちらは希望された方に体験とお話をさせていただきました。
私たちが訪問先に伺うと、とろみのついた飲み物を飲まれている光景をよく目にします。
ですが、その方の飲み込み状態に適したとろみがついているかといえば、残念ながらそうではないことが多いです。
なので今回は、とろみの濃度の違う飲み物を口を開けて飲んでいただくという体験を通して、濃度の違いは飲み込みの機能の違いによって変えるものなんですよ!ということを提案させてもらいました。
体験してくださった15名のみなさん、ありがとうございました!
飲み込みの機能がどれくらいか、今提供されている食事がはたしてその方にあっているのかというのは、嚥下内視鏡検査ですぐに確認することができます。
高輪会でも嚥下内視鏡検査を行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
歯科は歯を診るだけという時代はもう古く、今は、嚥下の状態を含めて口腔から全身を診ていく時代になっています。
医科、歯科、その方に関わる全ての職種でトータルケアをしていく。
そんな時代になってきていると実感しています。
メディケアフーズ展は来年度も出展が決まっております。次回の出展時にはぜひブースにお立ち寄りください!
カテゴリ:口腔ケアセンター
資生堂では、高齢者を対象に『化粧療法プログラム』という高齢者美容サービスを行っています。
これは、高齢者がお化粧を楽しむことで、認知症や老人性抑うつの予防に効果が期待できるとして化粧療法の研究を続け、プログラムにしたものです。
このプログラムを展開する中、よだれがおさまったという事例があり、口腔機能への影響にも着目。
その評価・検証を、当法人の歯科衛生士 大塚博子(歯科訪問診療研究所副所長)が共同で行いました。
その結果、正しく飲食物を飲みこんだり、咳を出す嚥下反射に関わるだ液中の神経伝達物質の濃度が向上したり、唾液分泌の促進や発語機能が向上することが分かりました。
資生堂はこの成果を、日本口腔ケア学会で発表。その内容は新聞や雑誌など様々な媒体に紹介されました。
『お化粧』と『歯科』一見、なんの関わりもないように感じますが、口腔周囲を刺激していくことで、資生堂は『お化粧』から、歯科では『口腔ケア』からのアプローチにより口腔機能が向上することがわかりました。
カテゴリ:口腔ケアセンター
9月6日(土)7日(日)に、日本摂食嚥下リハビリテーション学会が東京で開かれ、
本部所属の歯科衛生士4名が参加してきました。
今回の大会テーマは「食べる喜び支える楽しさ 広がるチーム」です。
私たち歯科は、「たべる」という点で患者様と非常に深いかかわりを持ちます。
しかし、摂食嚥下障害をお持ちの患者様と関わるうえで、私たち歯科だけではなく
色々な職種の方々と連携をとり、情報を共有していかなければなりません。
また、口のなかのことだけではなく、体全体のことを知らなければいけないだけに、
まだまだ勉強が足りないと痛感しました。
最近、施設やお宅へ伺うなかで、食事のことについての治療相談が増えてきています。
食事の形態や飲み込み、低栄養のことなど、
歯科だけにとどまらず医療人として患者様全体を観ていかなければならないと考えています。
この学会が規模が大きく、企業ブースも盛況でした。
カテゴリ:口腔ケアセンター
7月29日、30日に東京ビッグサイトにおいて高齢者住宅フェアが開催され、
高輪会もブース出展をしました。
今回は、歯科衛生士によるすすがない歯磨きの体験会を行いました。
いつも私たちが口腔ケアの時に使用している口腔ジェルをみなさんに体験していただき、
味や使用感の感想をいただきました。
また、このフェアはセミナーがとても豊富で、
今回はラッキーなことに吉田貞夫先生の栄養ケアのセミナーを
聞くことができました。
摂食嚥下と栄養はとても関連があり、私たちも栄養の勉強をはじめているところです。
カテゴリ:口腔ケアセンター
高輪会の歯科衛生士の勉強会が、東京、松戸拠点に続き
大阪・新横浜・浦和・相模原の各拠点で行われました。
講師は本部 歯科訪問診療研究所 副所長 歯科衛生士 大塚 博子、歯科衛生士 長尾 美穂の2名で行いました。
内容は前回と同じく、「高度介入者の口腔ケア」についてです。
また、「食事の評価」についても講義が行われました。
常勤・非常勤の歯科衛生士が出席し、皆真剣に講義を聞いていました。
口腔ケアは歯科衛生士が力を発揮できる重要な仕事のひとつですが、知識のある・なしの差が患者様に大きくかかわってきます。
研鑽を重ね、より充実した口腔ケアが提供できるよう、取り組んでいます。
カテゴリ:口腔ケアセンター
高輪会歯科衛生士の勉強会を行いました。
7月1日、3日は東京エリアの勉強会を本部にて開催。
また、同じく3日には松戸エリアの勉強会を松戸の診療所にて開催しました。
今回のテーマは、経管栄養などの患者様を対象とした「高度介入者の口腔ケア」についてです。
講師は、本部 歯科訪問診療研究所 副所長 大塚 博子 、歯科衛生士 栗尾 綾香 の2名にて行いました。
高度介入が必要な患者様は、注意する点がたくさんあり、学ぶ点が多いところです。
高輪会歯科衛生士の中で知識を共有し、レベルアップを図っていきたいと思っています。