介護施設にて「摂食嚥下セミナー」を実施しました
2026年3月5日(木)、都内の介護施設を訪問し、職員の皆さまを対象とした「摂食嚥下セミナー」を実施いたしました。
高齢者においては、誤嚥を繰り返すことで発症リスクが高まる「誤嚥性肺炎」の割合が高く、日々のケアの中での予防が非常に重要です。
施設で実践できる具体的な予防策として、
・口腔ケアの徹底
・食事中の誤嚥への配慮
・食後の姿勢や胃食道逆流への注意
などが挙げられます。
その中でも今回は、「食事中の誤嚥予防」についてポイントを3つご紹介しました。
①適切な食事形態
単に食べ物を細かくするだけではなく、飲み込みやすい塊にする「食塊形成」が重要です。
また、以下の点にも注意が必要です。
・食事中に痰が絡んでいないか
・口腔内に食べ物が残っていないか
・食事時間が長くなりすぎていないか(目安:30分程度)
②適切なとろみ量
とろみ剤には、飲み込みやすい形にまとめることや、液体がのどを通過する速度を緩やかにする効果があります。一方で、とろみが強すぎると窒息のリスクもあるため、適切な濃度で調整する必要があります。
③適切な食べ方(食事介助)
こちらについては、受講者の皆さま同士で食事介助のデモンストレーションを行っていただきました。実際に介助を体験することで、利用者様の立場への理解を深めるとともに、適切な介助方法について実践的に学んでいただく機会となりました。
当会では今後も、現場で活かせる実践的な研修を通じて、安心・安全な介護サービスの提供に貢献してまいります。





